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1995 Fiscal Year Annual Research Report

英語科教育における授業分析用パソコン・ソフトの開発と応用に関する実践的研究

Research Project

Project/Area Number 06301095
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

金田 道和  山口大学, 教育学部, 教授 (50036365)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松浦 伸和  広島大学, 教育学部, 助教授 (30229413)
築道 和明  島根大学, 教育学部, 助教授 (30188510)
高塚 成信  岡山大学, 教育学部, 助教授 (70132652)
三浦 省五  広島大学, 教育学部, 教授 (40033576)
Keywords授業分析 / 1A / 英語教育
Research Abstract

平成6年度に開発した英語科授業の記述・分析のための相互作用分析のツールの確定を第一の研究課題とした。具体的には、(1)一時間の授業を教授・学習行為が生起する度に固定してゆくこと、(2)(1)に基づいて、それぞれの行為毎にカテゴリーによってコード化して行くこと、(3)コード化したデータをもとに各種の計算を行うことであった。続いて、第二の課題としては、時系列で並んでいるデータから、授業解釈のための有意のデータ群の取り出しの方式を考察すること、第三に、実際の授業資料についてこのツールを適用して授業の記述、分析、解釈を行いツールとして期待される機能の検証であった。
上記一の(1)(2)については、期待通りの成果を上げることができた。(3)についてはソフト開発の当初見込んでいたデータの総量に誤りがあることが分かり、これを手直しすることになった。さらに、演算方式の非能率性が発見されデータの処理に多量の時間を要することとなり、これの手直しをすることになった。このソフトの改良は現在も進行中で、今年度中には完了する見込みである。従って、実際の授業資料についての分析作業は当初の予定を大幅に変更せざるを得なくなり、少数の授業例について試行するにとどまる結果となった。第二の課題については、データの処理容量の問題と関係するところから、ソフトの改良を待って行うこととし、今年度中には成果を提出するには至っていない。第三の課題については部分的ながら、従来とは異なる授業の記述・分析が行えることを確認できた。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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