大学等における研究者の生活時間に関する研究

1995 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 06306009
• Research Institution: The University of Electro-Communications
• Principal Investigator: 宅間 宏 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 教授 (70012200)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 小林 信一 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助教授 (90186742) ; 阿曽沼 明裕 筑波大学, 大学研究センター, 助手 (80261759) ; 加藤 毅 東京工業大学, 工学部, 助手 (10233800) ; 太田和 良幸 学術情報センター, 助教授 (60270443) ; 矢野 真和 東京工業大学, 工学部, 教授 (30016521)
• Keywords: 研究者 / 研究活動 / 生活時間 / フルタイム換算 / 大学 / 科学技術

Research Abstract

1.研究者の時間使用の実態調査
昨年度の調査設計に基いて、研究者の時間使用の実態調査を訪問調査ならびに郵送調査によって実施した。その結果両者共に約1100強の回答を得た。
この調査データを用いて、大学等研究者の生活スタイル、時間環境から見た研究環境の問題点などについて分析を行った。
2.科学技術関連統計の調査
前年度に引き続き、総務庁科学技術研究調査に対する大学による回答方法に関するアンケート調査の結果を分析した。また、OECDのFrascati manualにおけるフルタイム換算の扱い、現在作成中のCambera Manualにおける扱いの変化等について関連資料を分析した。
3.Full Time Equivalentの検討
事項1の調査結果を用いて、Full Time Equivalentの推計方法、試算等について検討した。また、従来提案されているFTE係数との異同について検討した。
4.研究のとりまとめ
昨年度および今年度の調査、研究の成果をとりまとめた。

Research Products

• [Publications] 小林信一: "大学研究費の公費負担の推計方法とその問題点" 研究・技術・計画. 8. 223-238 (1995)
• [Publications] 小林信一: "大学教員の研究力の養成をめぐって" 高等教育研究叢書. No.37. 81-85 (1995)
• [Publications] 太田和良幸: "我が国における高等教育部門のR&D統計再考" 学術情報センター紀要. No.7. (1995)