1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06352020
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Research Institution | Institute of Space and Astronautical Science |
Principal Investigator |
長友 信人 宇宙科学研究所, 衛星応用工学研究系, 教授 (60013645)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松岡 秀雄 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師 (10013666)
伊藤 精彦 北海道大学, 工学部, 教授 (30001176)
成尾 芳博 宇宙科学研究所, 衛星応用工学研究系, 助手 (70150050)
佐々木 進 宇宙科学研究所, 衛星応用工学研究系, 助教授 (00092221)
高野 忠 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (80179465)
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Keywords | SPS / 太陽発電衛星 / 宇宙建設学 / マイクロ波 / シリコン文明 / 地球生態・経済システム / 太陽発電関連材料 / 送受電技術 |
Research Abstract |
研究組織の中の総合システムの分担者が企画グループを組織し、以下の3つのフェーズで、昨年度の総合研究で策定した宇宙太陽発電システムの研究計画の再調整、再組織化を実施した。 第1フェーズ(平成6年7月から9月)では、企画グループが重点領域設定再申請の基本的な方針を示し、それを受けて研究分担者は、それぞれ関連する研究のしぼり込みについての考え方を検討した。「宇宙建設学の確立とSPSへの応用」、「太陽発電衛星開発の地球生態・経済システムへの影響評価に関する研究」、「月面における太陽発電関連材料の製造に関する研究」の3計画研究については分科会を開催し、それぞれの計画研究の考え方を整理した。9月には、全体会議を開催し整理の方向について全体的な議論を行うとともに、計画研究を精選するためのシンポジウムの開催を企画した。 第2フェーズ(10月及び11月)では、「マイクロ波の生態系への影響に関するシンポジウム」、「宇宙輸送系に関する小研究会」、「SPS用送受電技術シンポジウム」、「シリコン文明とSPSに関するシンポジウム」を開催した。これらのシンポジウムでの議論を基に、各分野の研究計画の整理を行った上で、11月末には全体会議を開催し、全体的な研究の枠組みを合意した。 第3フェーズ(12月及び1月)では、第2フェーズで決まった研究の枠組みに基づき、各計画研究の代表者及びその分担者は12月末までに具体的な研究計画をまとめた。企画グループは個々の計画研究をインテグレートして申請書素案を作成した。平成7年1月13日には第3回全体会議を開催して申請書素案を審議し、総合研究(B)の参加研究者の総意として、本年度に重点領域申請を行なうことを決定した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] M.Nagatomo et al.: "Solar power systems(SPS)-investigations at the Institute of Space and Astronautical Science" Physics-Uspekhi. 37. 589-599 (1994)
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[Publications] M.Nagatomo et al.: "Conceptual Study of a Solar Power Satellite,SPS2000" Proc.of the 19th ISTS. 469-476 (1994)
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[Publications] T.Takano et al.: "A Tension-Truss Deployable Antenna for Space-Use and Its Obtainable Characteristics" IEEE Antennas and Propagation Society International Symposium. 878-881 (1994)
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[Publications] S.Sasaki et al.: "Investigations of Solar Cells for Solar Power Satellite SPS2000" Proc.of the 19th ISTS. 523-527 (1994)
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[Publications] K.Itoh et al.: "A phased-Array Antenna for Spacetenna of SPS2000" Proc.of the 19th ISTS. 477-482 (1994)