1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06354033
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
郷 信広 京都大学, 理学部, 教授 (50011549)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫛田 孝司 大阪大学, 理学部, 教授 (00013516)
森島 績 京都大学, 大学院・工学部, 教授 (50026093)
桑島 邦博 東京大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70091444)
野口 俊之 名古屋大学, 理学部, 助教授 (90172775)
油谷 克秀 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教授 (90089889)
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Keywords | 蛋白質 / 立体構造比較分類 / 立体構造予測 / デザイン / 立体構造安定性 / ダイナミックス / 折れたたみ / 安定性 |
Research Abstract |
平成7年度から発足する重点領域研究「蛋白質立体構造の構築原理」では2つの研究班、(A)蛋白質立体構造の比較・予測・デザイン、(B)蛋白質立体構造の安定性・ダイナミックス・折れたたみ機構、と総括班を組織する。それぞれの班員予定者、班友予定者は班のテーマに関して、これまでの実績を背景に、研究の現状と問題点を調査し、重点領域研究における研究の進め方を討議・調整した。具体的にはA班中の比較・予測に関わる班員(N班と呼ぶ)は11月10、11日京都において班会議を持ち、計画班の具体的な研究計画を討議した。A班中のデザインに関わる班員とB班の班員(P班と呼ぶ)は12月10日名古屋において班会議を持ち、計画班の研究計画を討議した。さらに、同じ12月10日この総合研究全体の会議を持ち、重点領域研究全体の進め方を討議した。さらに、この全体会議に先だって、12月9日に名古屋国際会議場において、「蛋白質立体構造の構築原理」と題する第1回公開ワークショップを約100名の参加者を得て開催し、本重点領域研究の構想を紹介すると同時に、一般参加者との討議を行なった。また、二月に開かれた文部省による本重点領域研究の審査会に審査員に選定された班員が出席し、公募研究の審査に携わった。また、平成7年度中に開く第2回ワークショップを立案しその準備に取り掛かった。
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[Publications] N.N.Alexandrov: "Biological Meaning,Statistical Significance and Classification of Local Spatial Simularities an Non Homologous Proteins" Protein Science. 3. 866-875 (1994)
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[Publications] A.Kidera: "Dynamic Structure of Human Lysozyme Derived from X-ray Crystallography : Normal Mode Refinement" Biophysical Chemistry. 50. 25-31 (1994)
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[Publications] A.Kidera: "Response Dynamic Structure to Removal of a Disulfide Bond : Normal Mode Refinement of C77A/C95A Mutant of Human Lysozyme" protein Science. 3. 92-102 (1994)
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[Publications] K.Mizuguchi: "Collective Motions in Proteins Investigated by X-ray Diffuse Scattering" Proteins. 18. 34-48 (1994)