1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06451053
|
Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
芳澤 毅 琉球大学, 法文学部, 教授 (90044841)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 寛二 琉球大学, 法文学部, 助教授 (40253942)
大膳 司 琉球大学, 法文学部, 助教授 (60188464)
井上 講四 琉球大学, 教育学部, 教授 (50136024)
中村 完 琉球大学, 法文学部, 教授 (60044963)
福山 逸雄 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 教授 (80208983)
|
Keywords | 高校生 / 進路 / 追跡調査 / アルバイト / 勉強 / 遅刻 |
Research Abstract |
本年度、高校3年生を対象として実施したアンケート調査の結果の特徴を、同一生徒を対象として過去2年間に実施したアンケート調査結果と比較しながら以下に示す。 高校3年生夏休み中、勉強を「ほとんどしなかった」と回答した生徒は31.0%おり、高校1年生夏休み中(37.7%)、高校2年生夏休み中(38.1%)と比べて、その比率は少なくなっている。進学や就職に向けて勉強を始めたものと考えられる。 高校3年1学期の時に学校を休んだことのない生徒の割合は49.3%で、高校1年で64.3%、高校2年で52.2%と学年が上がるに連れて減少している。遅刻についても同様である。 高校3年1学期中にアルバイトをしていた生徒の割合は12.4%で、高校1年1学期の8.2%と比べると増加しているが、高校2年1学期の13.7%と比べると減少していた。 アルバイトをする理由として「当てはまる」と回答した生徒の割合が高い項目は、「自分のほしいものを買うため(91.8%)」「小遣い銭がほしいから(91.2%)」であった。 「学校生活は楽しくない」と感じている高校3年生は66.3%いた。ちなみに、高校1年生時では57.6%、高校2年生時では69.2%であった。 高校卒業後の進路は、進学希望者が79.8%、就職希望者が14.8%であった。進学希望の理由として、90%以上の生徒が「あてはまる」と回答した項目は、「専門知識を身につけるため(95.9%)」「教養を身につけるため(93.2%)」「資格を取るため(92.4%)」であった。就職希望の理由として、60%以上の生徒が「あてはまる」と回答した項目は、「はやく仕事がしたいから(69.2%)」「親から独立したいから(68.8%)」「自由に使えるお金がほしいから(63.9%)」であった。 調査をこれまでに4回実施した。これらの結果を詳細に分析することが課題である。
|