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1995 Fiscal Year Annual Research Report

明治以降の外来語史研究

Research Project

Project/Area Number 06451075
Research InstitutionInternational Christian University

Principal Investigator

飛田 良文  国際基督教大学, 教養学部・語学科, 教授 (40000418)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鈴木 庸子  国際基督教大学, 教養学部・語学科, 講師 (00216459)
ジョージ ベデル  国際基督教大学, 教養学部・語学科, 教授 (30235808)
Keywords外来語 / 外来語史 / 外来語の表記 / 外来語の意味 / 外来語の原語との比較 / 外来語データベース / 和製外来語 / 外来語の語形変化
Research Abstract

1.外来語のデータベースのデータの点検と校正
(1)用例を、ハ行以降を重点的に作成したデータベースから、文学作品別に一覧できるように印字し、底本と照合して校正した。この作業は、アルバイタ-が行なった。
2.外来語の原語の調査
(1)各外来語の原語を調査する作業を行なった。
3.問題が見られる外来語の選定
(1)データベースおよび用例カードをもとに、表記の変遷、意味の変化、短縮による語形変化、和製外来語などの問題が見られる語の選定作業を行なった。
表記の変遷が見られる語:ガラス、セーター、ハンカチ、リューマチ、レインコート、レクリエーション、コンピューター/データーなどの語尾の長音符など
原語との意味の変化が見られる語:アルバイト(研究→片手間の仕事)、スマート(賢い→体形が細い)、ピンク(色→セックス)など
短縮による語形変化が見られる語:アルバイト/バイト、コンクリート/生コン・コンクリ、シャープペンシル/シャーペン、ストライキ/スト/パ-マネント/パ-マ、ハンディキャップ/ハンデイ・ハンデなど
和製外来語:エレクトーン、シャープペンシル、スキンシップなど
その他の問題が見られる語:バンド→ベルトの交代、カップル/ペア/アベックの使い分け、ナルシツスト/ナルシストのゆれ、ファスナ-/チャック/ジッパーの使い分けと交代/ジャケツ→ジャケットの交代、ハイファイ→ステレオの交代、イタリー/イタリアのゆれ、台所→キチン/キッチンのん交代、喫茶店を表す語(コーヒーショップ、コーヒー店、カフェ、パーラー、ミルクホール)など
(2)問題となった語について、新たに用例を採集した。
4.用例採集のための底本の異同の調査
(1)用例採集の底本とした文庫本や全集本と、初版本との異同を調べ、前者が言葉の調査のための底本としてどれくらい信用がおけるかを調査した。

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Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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