Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧田 英二 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (10063661)
岡村 三郎 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (30009724)
乾 英一 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (30130868)
井田 卓 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (60063765)
会津 洋 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (50063491)
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Research Abstract |
研究の2年目である,平成7年度においては,昨年度の研究活動をうけ,一年間,週一回定期的に集まり,次のような活動をおこなった。 1,語学教育研究所において,読みの授業をおこなっている,井田,水野(英語),諸星(ロシア語),長谷川(フランス語)が,各自の実践例について発表した後,それについて過去の研究を参考にしながら,討議した。 2,市販の外国語教育のコンピューター・ソフトを購入し,内容を点検して,独自にコンピューター・ソフトの開発の可能性を探った(その研究の一環として,立命館大学のコンピューターを使用した英語教育を参観した)。 3,語学教育研究所での読解の授業を受講している学生にアンケートを実施し,教授法,心理的障害,カリキュラムの編成,教材の導入など学習者の反応を調査した。 4,年度末にこれまでの研究をまとめ,そのテーマに関する専門家を招致し,それについて話してもらい,討議した。 以上の活動をふまえた結果,読みの授業における教材の選択・配列,マルチメデア利用の自習,学生が自力で読めるのを可能にする基本語彙の学習の3点の重要性が明確になり,来年度においてはそれらについての研究を深める予定である。
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