1996 Fiscal Year Annual Research Report
少数学習者言語を対象とした言語文化CAI教材の開発
Project/Area Number |
06451087
|
Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
峰岸 真琴 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (20190712)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
町田 和彦 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (70134749)
中嶋 幹起 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10014507)
|
Keywords | CAI / 画像データベース / 電子辞書 / カンボジア語 / ヒンディー語 / 中国語方言 / タイ語 |
Research Abstract |
・マッキントッシュのハイパーカードを使ってカンボジア語の文字と発音に関する解説と練習用プログラムを開発した。 ・上記カンボジア語のプログラムとデザインを利用して、タイ語の発音と文字に関する解説と練習用プログラムを開発し、実際の本研究所の夏期言語研修タイ語講座の研修生を対象に、モニタリングと評価を行なった。さらに、モニタリングの結果を参考に、タイ語とカンボジア語のプログラムの洗練、改良を行なった。 ・ヒンディー語、中国南部方言の話されている地域の文化に関する画像資料をPhotoCD化したものを利用して、マッキントッシュ、ウィンドウズ、およびネットワーク上でのデータベース構築のための研究を行なった。 マッキントッシュのハイパーカード上では、音声を聞きながら、また特殊文字を見ながら学習と練習用のプログラムを開発した。この結果、学習者のリアルタイムの反応に応じる教材を利用するには、ハードウェア、ソフトウェア、情報基盤の現状により、単体のマルチメディアパソコンを用いた法が効率的に学習できることがわかった。 さらに、インターネットを利用した電子辞書検索システムを開発した。この結果、いつ、どこからでもヒンディー語の電子辞書を利用することが可能になった。また、言語文化教材の基本部品となる画像情報をデータベース化し、ネットワークを通じて公開することが原理的に可能になった。
|
-
[Publications] 峰岸真琴: "カンボジア語のCAI開発について" カンボジア研究. 4. 263-277 (1997)
-
[Publications] 峰岸真琴: "夏期タイ語研修報告" アジア・アフリカ言語文化研究所『通信』. 88. 28-35 (1996)
-
[Publications] 町田和彦: "外国語学習パソコン使いこなし入門" 最新版 第二外国語をモノにするためのカタログ. 88-91 (1997)
-
[Publications] 峰岸真琴: "夏期言語研修テキスト『タイ語会話』" アジア・アフリカ言語文化研究所, 79 (1996)
-
[Publications] 峰岸真琴: "夏期言語研修テキスト『タイ語の発音と文字』" アジア・アフリカ言語文化研究所, 103 (1996)