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1994 Fiscal Year Annual Research Report

オープン教育の学習場面における活動の評価

Research Project

Project/Area Number 06451148
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

佐古 順彦  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10000069)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 梅沢 章男  福井大学, 教育学部, 教授 (70151925)
野嶋 栄一郎  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
Keywordsオープン学習 / オープン・スペース / クラスルーム・アクティヴィティ / カリキュラム開発 / 授業研究 / データベース / 学力観 / 自己学習力
Research Abstract

1.オープン学習プログラムの整備と分類:館山市立北条小学校の全国公開研究会にあたって、いくつかの学習プログラムについて課題の掲示法やワークシートの構成など、具体的な改善を行った。また、学習環境としてのオープン学習の特性を記述する分類カテゴリについても議論し、体験することそのものを目標とする「体験学習」、経験される事実をとおして特定の概念を発見することを目標とする「探究学習」、子どもの生活の中から子ども自身が問題を発見し主体的に解決することを目標とする「問題解決学習」のように学習の性質に基づく分類を考察した。さらに、学習の空間的広がりの範囲や、異学年や合同クラスなどの学習集団の活動の組織化についても議論した。
2.代表的なプログラムの記録と測定:体育館のフロアに小人の国のガリバー(相対的な巨人)を新聞紙を広げて集団作業として構成する学習プログラムや、いくつかの学習コーナーにパネルを準備しそれぞれの課題を子どものペースで自由に実行する学習プログラムなどの実践場面の映像記録、教師や特定の児童の発話記録、マタアクトメータによる活動記録を、タイムサンプルし、学習活動の推移を映像と言語プロトコルを結合させて時系列に表示することを試みている。これらは、今後授業記録をデータベース化するための基礎となる作業である。
3.学習成果評価のための尺度の開発:児童を対象として、訓練あるいは蓄積を重視する学力と準備された環境を重視する学力のいずれが支持されるかを測定する学力観尺度を、オープン学習実施校と伝統校の両方で試行した。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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