1996 Fiscal Year Annual Research Report
小学校における体験的活動の継続的・発展的展開による子どもの変容に関する研究
Project/Area Number |
06451158
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Research Institution | NATIONAL INSTITUTE FOR EDUCATONAL RESEARCH OF JAPAN |
Principal Investigator |
工藤 文三 国立教育研究所, 教科教育研究部・公民教育研究室, 室長 (30231096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥井 智久 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (60024965)
戸田 善治 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (50207586)
西野 真由美 国立教育研究所, 教科教育研究部, 研究員 (40218178)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (30142631)
中野 重人 国立教育研究所, 教科教育研究部, 部長 (10040982)
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Keywords | 生活科 / 体験的活動 / 生活科の評価 |
Research Abstract |
平成8年度の研究の概要と成果は以下のとおりである。 1.生活科と体験的学習に関する質問紙調査(平成8年2月実施)の分析 小学校547校中、368校、1297人の回答を得た。分析の結果以下のような知見を得ることができた。 (1)生活科の指導計画については、約半数の学校で平成4年次と同様の指導計画であり、約三分の一が一部の単元の見直しを行っている。また、単元構成については「児童の興味・関心に沿った」ものが有効だと受けとめられている。 (2)生活科による子どもの変容については、平成4年度と同一の内容で調査を実施した。その結果、子どもの変容や生活科の有効性については、前回とほぼ同じ結果が得られた。このことから、生活科の意義や性格等については、実施以降変化していないと受けとめられていることが分かる。 (3)生活科における評価の実施状況については、児童の発言や行動をもとにした自由記述による評価が多いこと、評価の観点としては「活動への関心・意欲」「活動中の取り組みや態度」の割合が高いこと、方法としては観察法が主であること等が明らかになった。 2.研究成果のまとめと報告書の作成 平成6年度〜8年度の研究を報告書にまとめた。内容は(1)体験的活動と子ども変容に関する論文7点、(2)質問紙調査の分析結果である。
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