1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06451162
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Research Institution | The Institute of Statistical Mathematics |
Principal Investigator |
坂元 慶行 統計数理研究所, 調査実験解析研究系, 教授 (50000211)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 忠彦 統計数理研究所, 調査実験解析研究系, 助手 (10247257)
中村 隆 統計数理研究所, 調査実験解析研究系, 助教授 (20132699)
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Keywords | 日本人の国民性 / 価値観 / 意識調査 |
Research Abstract |
国民の意識(心情、価値観など)の変遷を統計調査的な方法で捉えることは日本社会の動向を知る上で極めて重要である。われわれは、日本人のものの見方や考え方が、社会的属性によってどう違うか、過去40年の間にどう変わって来たかを、計量的方法に基づいて分析し、日本人の意識の特徴を明らかにするために、昭和28年から5年ごとに全国調査を繰り返し、平成5年秋には第9次全国調査を実施した。これまでの継続調査から、現在は、近代化を終え、伝統回帰をも超えたさらに新たな次元の意識状況に在るが、その詳細は解明されておらず、その解明がまたれている。 この調査研究の目的は、将来の意識動向をより精細に把えるための新しい質問を開発することである。 このため、今年度は以下の作業を行なった。 (1)将来の意識動向の把握に備えるため、平成7年度に引き続き、過去9回の「日本人の国民性調査」をはじめとして、種々の社会調査のデータ、特に開始当初の「日本人の国民性調査」の自由回答質問の回答そのものを再入力し、第1次コーディングを行った。 (2)平成6年度実施のオムニバス調査の分析を行ない、結果をまとめるとともに、いくつかの新質問を作成した。
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