1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06452238
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
川上 彰二郎 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (10006223)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花泉 修 東北大学, 電気通信研究所, 助手 (80183911)
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Keywords | LPS / 液晶セル / TECファイバ / チューナブル光フィルタ |
Research Abstract |
(1)液晶による光スイッチの複合集積 (1)低挿入損失の実証 ・LPSは膜界面の平坦性向上に成功し、高性能化を達成した。 ・液晶セルでは、これまでのガラスに代わりSiを使うことで、超薄膜化を達成した。 (2)ファイバ集積化、アレイ集積化の実証 次項に挙げるTECファイバの改良を行い、液晶スイッチのファイバ集積化を実証した。 (2)TECファイバのマイクロバーナーによる精密作製法 TECファイバの能率向上のため、バーナーにより短時間で、ファイバの長さの大部分を保護コートをつけたまま処理する装置を本研究費で購入したマイクロステージをもとに開発し、集積化の便に供することができた。 (3)チューナブル光フィルタの基本設計 (1)ファブリペロ-共振器の高効率化 一対の誘電体多層ミラー面にラビング処理し、その間に液晶を封入し、その全体にITOで電界を印加することで、ファブリペロ-共振器を作製した。多層膜ミラーの形成をインハウスで行えるようになったため、実験を効率よく、短い時間で行えるようになった。 (2)平面波回路によるチューナブルフィルタの実験 実際にフィルタの作製を行い、良好な結果を得た。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 川上彰二郎: "ウァーティカル・フォトニクス" 電子情報通信学会論文誌C-1. J77-C-1. 334-339 (1994)
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[Publications] Osamu Hanaizumi: "Fabrication of an eupanded core fiber having MFD of 40 μm uesuring outer diameter" IEEE Photomics Technology Letters. 6. 842-844 (1994)
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[Publications] Takashi Sato: "Scattering mechanism and reducing insection loss in a laminated polaization splitter" Applied Optics. 33. 6925-6934 (1994)
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[Publications] 松田淳一: "Ge超薄膜をもつ短波長用積層型偏光子と境界層の検討" 電子情報通信学会論文誌C-1. J77-C-1. 727-733 (1994)