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1994 Fiscal Year Annual Research Report

TiおよびTi-Alの溶融塩電解の物理化学的研究

Research Project

Project/Area Number 06452340
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Research InstitutionToyohashi University of Technology

Principal Investigator

川上 正博  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (30016597)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹中 俊英  豊橋技術科学大学, 工学部, 講師 (60197324)
KeywordsTi / 溶融塩電解 / 溶融NaCl-KCl / Ti-Al / 電解精製
Research Abstract

Tiの溶融塩電解を行うためには,溶融塩中のTiイオンがTiとして電析する還元反応と対となる酸化反応の検討が必要である.本年度は前者のTiの還元反応について検討した.研究では,すでに保有してたグローブボックス中で,TiCl_2を含む溶融NaCl-KClを用いて,どのような条件で効率的なTiの電析が行えるかを検討した.その結果,電析電極電位,浴中のTiイオン濃度,温度等の条件により,Ti電析物の形状や電流効率が大きく変化することを確認した.現在のところ,最も望まれる平滑なTi電析物を効率よく得るまでには至っておらず,樹枝状電析物を得るにとどまっているが,比較的良好な電析物を高い電流密度,電流効率で得るための条件を明らかにした.また,電解に伴う精製効果についても明らかにした.これらの成果は平成6年11月に開催された(社)電気化学協会溶融塩委員会主催の溶融塩化学討論会において口頭発表した.
本研究では平成7年度以降,溶融塩中へのTi塩化物連続供給法の研究,ガスを用いた酸化反応の研究を行う予定である.これら研究では容器材料の制約,ガス供給装置の必要性のため,現有の装置では研究の実施が不可能であり,特殊な装置のため市販されていない.本年度は必要な機器類を本経費で購入し,その組み立て・試作を行った.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 竹中俊英: "Ti溶融塩電解精製における浴条件の影響" 第26回溶融塩化学討論会講演要旨集. 53-54 (1994)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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