1995 Fiscal Year Annual Research Report
温熱および内分泌生理学の立場から見た寝具の快適性の評価
Project/Area Number |
06454623
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Research Institution | Department of Environmental Health, Nara Women's University |
Principal Investigator |
登倉 尋実 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (80027490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
緑川 知子 奈良女子大学, 生活環境学部(人間文化研究科), 助手 (30149538)
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Keywords | 電気毛布 / 深部温 / 尿中メラトニン / 電磁波 |
Research Abstract |
研究成果を具体的研究として以下箇条書きで述べたい。 1)電気毛布を使用して夜間睡眠をとった場合と使用しないで夜間睡眠をとった場合、夜間睡眠中の深部温(直腸温で代表)の挙動は明らかに夜間の低下が抑制されることが前者において観察された。この臨床内の温熱条件は掛布団を調節することにより、同一にしたので,深部温の挙動のちがいは、他の要因によると考察される。 2)夜間睡眠中の尿中メラトニン代謝産物は電気毛布使用時に抑制される傾向が観察された。このことと1)で述べた事実は関連すると考察した。 3)電気毛布により産生される電磁波を定量した。
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