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1996 Fiscal Year Annual Research Report

注視点分析による視環境の客観評価法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06455017
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

福田 忠彦  慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (30238480)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡辺 利夫  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (70230977)
有澤 誠  慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (00092833)
Keywords眼球運動 / 注視点 / 注視点分析 / 視環境 / 客観評価
Research Abstract

本研究の主な内容は以下の3項目である。
(1)眼球運動の性質に基づいて注視点の定義を定義する。
(2)新しい注視点の定義を眼球運動測定装置に搭載して、その効果を実証する。
(3)眼球運動の各種パラメータを指標とする視環境評価法を提案し、その手法を用いて各種視環境の評価データを蓄積する。
最終年度にあたる本年度は、本研究の主題である眼球運動の各種パラメータ(注視点分布、速度分布、注視時間分布、など)を手がかりとして視環境に対する観察者の主観評価を定量的に裏付けたり、あるいは、主観評価では得られない側面を明らかにする《他覚的評価》に関する下記項目のような実験的試みを行った。
(1)通常の画像に加えて、Blurred,Ringing,Blocking imageの3種類の歪みのある画像の見方の特徴を注視点解析によって明らかにした。さらに、7種類の試験画像を用いて、画質評価に用いる画像の構成・内容に関する検討を行った。
(2)CRT画面に照明が映り込むことによって生じるDiffuse glareおよびSpecular glareが作業者に与える影響を眼球運動を手がかりにした他覚的評価により明らかにするとともに、主観評価との関連を示した。
(3)コンピュータ画像の美的要素として、背景の色(白、黒)、図形の提示位置(上、下)、図形の種類(写真、輪郭線図)を取り上げ、これらが観察者に与える影響について眼球運動を手がかりにした他覚的評価により明らかにするとともに、主観評価との関連を示した。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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