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1995 Fiscal Year Annual Research Report

古生物タイプ標本のデータベース構築に関する試験研究

Research Project

Project/Area Number 06554020
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

森 啓  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00004466)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐々木 理  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (60222006)
井龍 康文  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (00250671)
島本 昌憲  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (30211965)
中森 亨  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (00192229)
Keywords古生物 / タイプ標本 / データベース
Research Abstract

本年度は、データベースシステムの完成を目指し、一つひとつのタイプ標本に対して、標本番号(登録番号)、記載された時の属名、種名、以後変更され今日用いられている属名、標本の所属する高次分類群名、産地、産出地層名、地質時代、記載された論文名、著者名、記載ページ、図表、保管場所について入力システムをとゝのえた。これをもとに、本学収蔵の六放サンゴ類、四放サンゴ類、床板サンゴ類、層孔虫類のタイプ標本600種、二枚貝類650種のデータをこれまで入力した。これらの個々の標本の画像データの入力については次年度に集中的に行うこととした。この基礎データをさらに拡大させ、高次分類群名、属面、論文名、著書名等の項目でも引用できるシステムを完成させる予定である。
古生物タイプ標本のデータベース構築に関しては、日本学術会議古生物学研究連絡委員会においても、第16期の主要な活動の一つとしており、古生物学研連と密接な連絡をとりつつ研究を進めている。このデータベースは本学のタイプ標本にとどまらず、全国ネットに拡大するため、わが国の124の関連研究機関・博物館に対して古生物タイプ標本収蔵の現状に対するアンケート調査を実施した。その内容は、古生物タイプ標本の種類、点数、収蔵スペース等の保管の現状、管理上の問題、今後データベースを構築するにあたっての名研究機関がかゝえている問題点等である。現在中間集計の段階にあるが標本管理のマンパワーの不足などきわめて深刻な現状が明らかとなりつつある。本研究はこれらを参考にしつつ、データベースの基礎を確立し、これを拡大していく予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2013-08-28  

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