1994 Fiscal Year Annual Research Report
極低温下での強磁場中、大電流通電中における大型超伝導導体の機械的特性評価試験法
Project/Area Number |
06555207
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Research Institution | National Institute for Fusion Science |
Principal Investigator |
西村 新 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (60156099)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 仁 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (20236756)
今川 信作 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (10232604)
三戸 利行 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (10166069)
佐藤 定男 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (20235344)
山本 純也 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (00029208)
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Keywords | 超伝導導体 / 安定性 / 極低温 / 強磁場 / 大電流通電 / 機械試験法 |
Research Abstract |
平成6年度においては、主として荷重付加装置、クライオスタットの製作、8Tスプリットコイルの冷却励磁および10kA電流リ-ドの製作に主眼を於き、研究を進めた。なお、計測システムについても検討を開始した。本年度の各項目の研究実績は以下の通りである。 1.荷重付加装置の製作 荷重付加装置の設計、製作を終了し、動作試験を行った。荷重容量は引張、圧縮ともに10トンであり、シリンダーの最低異動速度が0.1mm/minや25kg/minの条件下で安定した制御を行うことができた。 2.クライオスタットの製作 液体窒素槽やスーパーインシュレーションを有する、内槽直径600mm、内槽深さ1670mmのクライオスタットが完成した。断熱真空槽の真空度合いは良好であることを確認した。 3.負荷治具の製作 荷重負荷試験用の治具の製作を行い、室温ではほぼ正常に荷重が負荷できることを確認した。 4.8Tスプリットコイルの冷却励磁試験 クエンチ保護回路の整備が遅れ、冷却励磁試験を実施するに至っていない。平成7年度早々にクエンチ対策を終了し、冷却励磁試験を行う予定である。 5.10kA電流リ-ドの製作 平成7年1月に10kA電流リ-ドが納入され、クライヲスタットへの取り付けを行った。現有の3kA電源との接続を行い、クライオスタットの冷却試験時に電流リ-ドの通電試験を行う。 6.計測システムの構築 マッキントッシュコンピュータを主体とした計測ならびにデータ解析システムの構築を開始した。
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