1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06558002
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Research Institution | NARA WOMEN'S UNIVERSITY |
Principal Investigator |
登倉 尋実 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (80027490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳内 雄一 日清紡績(株), 美合工場研究所, 所長
緑川 知子 奈良女子大学, 人間文化研究科, 助手 (30149538)
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Keywords | 窓閉型保護衣 / 農薬散布用防除衣 / 超=水加工 / 高透湿防水加工布 / 保冷具 / 温熱生理 / 温熱生理的負担 / 発汗 |
Research Abstract |
従来,改良してきた窓閉型保護衣としての農薬散布用防除衣を総合的に評価した。すなわち,超=水加工を施した線素材よりなる防除衣,長靴脚部の少高透湿防水加工布(Goretex)を用いた長靴,また手袋の前腕部に高速湿防水加工布(Goretex)を用いた手袋,頭部および躯幹部上部に保冷具を用いた改良型農薬散布用防除衣を着用し,30℃下でエルゴメータにより負荷をかした際の温熱生理的負担は,従来用いられていた化繊の透湿防水布の防除衣,ゴムの長靴,ゴム手袋保冷具で体の1部を冷却しない場合のそれよりも,有意に軽減することが実験室実験により確認された。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Tokura,H. et al.: "Sweat responses to pesticide-proof clothing influenced by textile materials." Applied Human Science. 14. 141-148 (1995)
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[Publications] 林千穂・登倉尋実: "靴の素材の違いが農薬散布用防除衣着用下の体温調節反応に及ぼす影響" 日本生気象学雑誌. 32. 53-61 (1995)
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[Publications] 林千穂・登倉尋実: "保冷具を用いた躯幹部上部冷却による農薬散布用防除衣着用時の発汗量抑制の効果" 日本家政学会誌. 45. 1137-1144 (1994)