1996 Fiscal Year Annual Research Report
遠隔協同学習のための学校用グループウェアを核とした学校LAN相互接続技術の開発
Project/Area Number |
06558022
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Research Institution | Tokyo Kasei Gakuin Tsukuba Junior College |
Principal Investigator |
余田 義彦 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 助教授 (20191653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 英之 シャープシステムプロダクト(株), CAI開発部, 部長
山野井 一夫 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 講師 (70230521)
東原 義訓 信州大学, 教育学部, 助教授 (90143172)
中山 和彦 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (50091913)
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Keywords | グループウェア / 協同学習 / CSCW / LAN / コンピュータ教育 |
Research Abstract |
日本では、パソコン通信の教育利用は普及しなかった。個人での利用を想定したパソコン通信を、そのまま学校に持ち込もうとしていた点に無理があったのである。本研究は、日本の学校教育にパソコン通信を根付かせていくには、学校という特殊な利用条件に適した通信環境を構築しようとするものである。 筆者らは、これまでに子供達の協同学習を支援する学校用グループウェアを開発してきた。このシステムを核にして学校LANを相互接続することで、上記目的の達成を目指した。 平成8年度の研究経過 システム開発に関し、次のことを行った。 (1)学校用グループウェアのWindows95対応版を開発した。 (2)データベースを学校間で協同構築できるよう、プログラムの機能拡張を行った。 (3)データベースをインターネットのホームページで公開できるようにするプログラムの開発を行った。 システムの試験的運用は、小学校2校を接続して開始した。現在、システムの技術面での実用性の確認、システムの問題箇所の洗い出しと対応策の検討を行っている段階である。インターネット対応データベースを利用したモデル授業案の作成も進めており、その一部は、つくば市立桜南小学校のホームページで公開されている。 今後の展望 本システムの開発およびフィージビリティスタディは、ほぼ終了し、現在、最終まとめの段階に入っている。今後は、本システムの普及および授業案の蓄積に力を注ぎたい。また、学校用グループウェアを携帯型情報端末と無線LANでも稼動するようにするためのシステム開発に取り組みたいと考えている。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 余田義彦: "子ども達が作成したデータベースの内容をWWWのデータに自動変換するプログラムの開発-1" 日本科学教育学会 第20回年会 論文集. 211-212 (1996)
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[Publications] 山野井一夫: "子ども達が作成したデータベースの内容をWWWのデータに自動変換するプログラムの開発-2" 日本科学教育学会 第20回年会 論文集. 213-214 (1996)