1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06558048
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
穂鷹 良介 筑波大学, 社会工学系, 教授 (50114129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戈 宝明 新日鉄, 情報通信システム・技術開発部, 係長
佐藤 英人 東京国際大学, 商学部, 教授 (20114085)
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Keywords | 概念スキーマモデル機能 / JDMF / データモデル / オブジェクト指向 / 共用ライブラリ / クラスライブラリ / メソッド / DBMS |
Research Abstract |
本研究は3年間にわたってなされ,各年度の目的は大略以下のようである. 1994年度:概念スキーマモデル機能試作のための基本戦略の設定,基本設計 1995年度:実装 1996年度:実装並びに機能評価 本年度は研究の初年度であったので,概念スキーマモデル機能試作のための基本的な設計方針を定めるとともに,小規模ながら一部実装を行い本システムの試作の可能性を実証した.世の中のソフトウェアの作成の方式は丁度共用クラスライブラリをオブジェクト指向で利用する方向を目指しており,技術的にかなり難しいが,我々の方法も時代の趨勢を先取りして最もアドバンストなものを目指すこととした.詳細は以下の通りである. (1)概念スキーマモデル機能JDMFの仕様を実現を考慮して若干変更した. (2)変更された仕様(Core model of JDMFと呼ぶ)のシステムをPrographを用いて一部作成した.作成したシステムは現状では応用プログラムと同時にコンパイルして動作することとなる. (3)JDMFの仕様を徐々に充実させて行くときの設計方針として,データ主導情報システム設計支援システム(DOIMDSS)との連携作業がスムーズに行くことを一つの判断基準とすることにした.DOIMDSSはJDMFがどのように実現されたかのシステム評価尺度として使用する. (4)一応最低限のJDMFの実現は達成されたが,更にPrograph以外の他言語(とりあえずC++を念頭に置く),同時複数応用プログラムからの使用に耐えられるようにするために共用ライブラリ(ASLM:Apple Shared Library Manager)の使用を決定し,そのサーベイを開始した. (5)研究の成果を3カ所で公表した.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 穂鷹,良介: "A Self-description of Layered Base Object Classes" International Symposium on Advanced Database Technologies and Their Integration. ADTI'94. 87-96 (1994)
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[Publications] 金玄坤,M.Bjorn,姚暉,穂鷹 良介: "A Sentential Function Mapping Method for object-Oriented Analysis and Design" Proceedings 1994 First Asia-Pacific Software Engineering Conferance. 368-377 (1994)
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[Publications] M.Bjorn,金玄坤,穂鷹 良介: "A Self-Descriptive Conceptval Schema Modelling Facility,its Implementation and Extention" ISCO3:International Working Conference on Information System Concepts. (採択決定). (1995)