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1994 Fiscal Year Annual Research Report

クラス担任制に関する教員心理学的研究

Research Project

Project/Area Number 06610109
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

梶田 正巳  名古屋大学, 教育学部, 教授 (70047231)

Keywords教員 / クラス担任制 / 人事異動 / 知識構造 / スペシャリスト / ジェネラリスト
Research Abstract

特定の小学校の教員を対象に,個別的に,過去の人事異動の実際を面接調査して,転任の経過を示す基本的な資料を得た.また,過去の異動から個々の学校で担当した学年を詳細にヒアリングし,担任異動のデータを獲得した.また,校長,教頭に個別に面接調査して,その学校における教員の人事異動の理由を,管理職の側から明らかにした.人事異動の理由には,公式的理由と非公式的理由の双方があるので,これまでヒアリングした校長,教頭は筆者のよく知る知人に限定している.また,人事異動の手続き面における過程も,上記の管理職に面接調査することによって,基本的資料を得た段階である.本年の調査研究は,筆者がこれまで関係した小学校で行ったので,データ収集の面で困難を伴うことはなかったが,教員の人事異動にかかわる事柄は研究が難しい,と実感している.これまでの資料分析から,アメリカの教員の異動とは本質的に異なることが示唆されている.仮にアメリカの教員がスペシャリストなら,日本の教員はジェネラリストという特徴が明確になる.ジェネラリスト教員が内面化しているカリキュラムに対する知識構造を,特定領域に限定して追究するのが来年の課題である.

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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