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1994 Fiscal Year Annual Research Report

マスメディアが地球環境問題の認識に及ぼす影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06610183
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

三上 俊治  東洋大学, 社会学部, 教授 (00114661)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹下 俊郎  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (20163397)
高橋 直之  東洋大学, 社会学部, 教授 (30054480)
竹内 郁郎  東洋大学, 社会学部, 教授 (10013038)
Keywords環境問題 / マスメディア効果 / 世論
Research Abstract

今年度は次のような研究を実施した。
1.板橋区民を対象とする環境問題に関する意識調査の実施
平成6年11月にかけて東京都板橋区民(無作為抽出した1500人の成人)を対象とする意識調査を留置法で実施した(有効回答数760人=50.7%)。その主たる知見は以下のとおりである。
・環境問題は、わが国が直面する最重要な問題として都民の間でかなり関心が高いことが確認された。より個別的には、身近な問題としては大気汚染やゴミの問題が、地球レベルの問題としては、オゾン層破壊や地球温暖化の問題への関心が高かった。
・地球環境問題に対する人びとの認識構造を探ると、「先進国型」の環境問題と「途上国型」の環境問題との2グループに分けて認識していることがうかがえる。そして、省エネやリサイクルといった環境保全行動への意欲は、主に「先進国型」の問題への関心度と関連する傾向がみられた。今後さらに環境問題の原因帰属といった項目との関連にも分析を進めたい。
2.板橋区役所環境保全課へのヒアリングと少数の住民に対するグループインタビュー
地域内の環境問題についてのインテンシブなデータを得、調査質問を構成する際の参考となった。
3.新聞・テレビの環境問題報道の内容分析
人びとの環境問題への認識の重要な影響源の一つとして、メディア報道の内容分析を計画した。新聞についてはデータベースで、テレビはニュース番組を録画した。調査質問と対応させながら、現在分析作業中である。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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