1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06610259
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Research Institution | Meiji College of Oriental Medicine |
Principal Investigator |
市川 哲 明治鍼灸大学, 鍼灸学部, 助教授 (80144301)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 敏弘 明治鍼灸大学, 鍼灸学部, 講師 (70141512)
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Keywords | 地域スポーツ / 健康教育学 / 健康意識 / 体力自覚 / 過疎地 |
Research Abstract |
研究計画に基づき、京都府日吉町の有権者10%を対象に郵送法によるスポーツ参加の実態と意識に関するアンケート調査を行った。(有効回答数214、同回収率45.5%) 11月の秋の地区運動会終了を待ったので、素集計の段階であるが、 1.a.一人で行うスポーツ、b.少人数で行うスポーツc.地区運動会、d.町・体育振興会等が行う催し、の参加は、若年齢層(20〜29才)、中年齢層(30〜59才)、高年齢層(60才以上)の順に多くなり、年齢層による有意な差異が見られた。(ただし、c.のみ中年齢層>高年齢層) 2.施設・場所が近くにあり、指導を受ける機会に恵まれている、ことに有意に肯定傾向を示すのは、高年齢層のみである。 3.1.、2.より町の生涯スポーツ施策が高年齢層向けであることがうかがわれる。 4.上記a.の参加者中56.2%が、同じくb.で60.6%、c.で78.1%、d.で74.1%がそのスポーツを行うこで体力への自覚を深めた。このことから、 (1)スポーツを行うことが体力自覚に関連すること、 (2)多くの人数で行うスポーツが、体力を自覚するうえで有効であること、が理解される。 5.一般にスポーツ参加の促進・阻害要因とされる学校在学中の体育の好き嫌いとスポーツ参加との関連については、上記a.、b.については有意であったが、c.、d.については関連が見られなかった。
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