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1995 Fiscal Year Annual Research Report

現代フランス語の位相的前置詞に関する統辞的・意味的研究

Research Project

Project/Area Number 06610453
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

山田 博志  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 講師 (10200734)

Keywordsフランス語 / 前置詞 / 状況補語 / 位格
Research Abstract

現代フランス語の空間表示に関する前置詞、特に類似した用法を持つa,dans,surの意味と用法の違いを、電子化されたデータベースなど大量の資料を調査することによって明らかにすることを目的とする三年計画の研究の二年目である。本年度は以下の作業を行った。
1.フランスで出版された文学作品のテキストデータベースであるDISCOTEXT 1を利用した検索を部分的に開始した。
2.文学作品以外のデータとして、フランスの雑誌から例文検索を随時行った。OCRを用いた体系的な入力と検索の方法についても検討した。
3.前置詞の用法と関連する問題点として、特に以下の点について検討を行った。
(1)他動詞構文に用いられる場所を表す状況補語が持つ曖昧さ(主語で表されるものの位置づけ、直接目的語で表されるものの位置づけ、その両方の位置づけ)。
(2)一つの文中に二つ以上の場所の状況補語が共起する際に見られる制約。
(3)場所の状況補語と疑問詞ouの対応関係。
(4)場所を表す要素と道具を表す要素の類似点と相違点
以上の研究結果は最終報告の際にまとめて発表する予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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