1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06640197
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
水原 昂廣 山形大学, 教養部, 教授 (80006577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 正気 教養部, 教授 (80004456)
高橋 将一 教養部, 助教授 (70003986)
関川 久男 教養部, 助教授 (20137491)
尾方 隆司 教養部, 教授 (10042425)
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Keywords | 局所ハ-ディー空間 / 非等質ボイリング・ヘルツ空間 / ケーラー多様体 / ケーラー関数 / メビウス変換 / ネバンリンナ理論 / 正則写像 / 平均曲率ベクトル |
Research Abstract |
研究代表者水原は,n次元ユークリッド空間上で定義された,非等質ボイリング・ヘルツ空間の局所ハ-ディー空間の中への埋蔵定理を示した。また,その応用として,非等質リプシッツ・ベゾフ空間のフーリエ変換像が,局所ハ-ディー空間で促えられることを示した。 分担者尾方は,正則断面曲率一定なケーラー多様体内の,平行な平均曲率ベクトル場を許容する曲面の分類を目指して,研究を行った。この分野は今まで余り研究が進んでおらず,そのような具体例さえも多くは知られていない。そこで,特に複素2次元のケーラー多様体内の曲面の性質を調べ,その存在定理を与えた。 分担者関川は,一般次元のメビウス変換のクリフォード数を用いた表現について,アールフォルス,和田,ウォタ-マン等による結果を中心に分析している。また,クリフォード数がクリフォード群に属するための条件についても研究している。 分担者高橋は,微分方程式を代数的に解く事を目指して研究している。 分担者森は,複素空間C(またはC^m)から複素射影空間P^n(C)への正則写像の値分布論の研究に関して,「正則写像のNevanlinna defectsの総和が最大値n+1に等しいとき,ある条件の下に,その写像の位数と劣位数は等しくなり,その値は正の整数か,または無限大でなければならない」という結果を得た。現在,C^nからn次元コンパクト複素多様体への正則写像の場合に,これに対応する結果が得られるかどうかを引き続き研究中である。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Takahiro MIZUHARA: "Notes on Embedding Theonems for local Hardy spaces." Math.Nachr.165. 231-244 (1994)
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[Publications] Takashi OGATA: "Sunfaces with parallel mean curvature vector in P^2(C)" Kodai Math.J.(in print).
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[Publications] Seiki MORI: "Order of a holomorphic curve with maximal deficiency sum for moving tangets" Comp lex Analysis and its Applications.Pitmon Rserch Notes in Math.(Series). 305. 83-94 (1994)