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1994 Fiscal Year Annual Research Report

SEM内摩擦実験によるセラミックスの摩耗の微視的機構の解析

Research Project

Project/Area Number 06650159
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

堀切川 一男  山形大学, 工学部, 助教授 (60173605)

Keywordsセラミックス / トライボロジー / 摩耗 / 炭化けい素 / ジルコニア
Research Abstract

平成6年度の研究目的は,セラミックスの中でも,相対的に高硬度・低靱性である炭化けい素と,相対的に低硬度・高靱性であるジルコニアの2種類のセラミックスの摩耗実験を行い,微視的摩耗形態の種類とそれらの機構を明らかにすることにある.
本研究で得られた新しい知見は,以下の通りである.
1.セラミックスの微視的摩耗形態は,見かけの接触域での脆性破壊に起因する激しい摩耗である“flake formation",真実接触域の脆性破壊に起因する摩耗である“powder formation",極めてマイルドな摩耗である“ploughing"の3形態に文類することができる.
2.flake formationの発生条件は,新しい無次元数Sc(=Pmax(Rmax)^<1/2>/K_<IC>)を用いて表わすことができる。ここで,Pmaxはヘルツの最大接触圧力,Rmaxは最大あらさ,K_<IC>は破壊靱性である.
3.powder formationの発生条件は,新しい無次元数SC^*(=Hv(Rmax)^<1/2>/K_<IC>)を用いて表わすことができる.ここで,Hvはビッカース硬さ,Rmaxは最大あらさ,K_<IC>は破壊靱性である.

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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