1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06650207
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Research Institution | HIROSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
須藤 浩三 広島大学, 工学部, 教授 (70016509)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
檜原 秀樹 広島大学, 工学部, 助手 (80271071)
高見 敏弘 岡山理科大学, 工学部, 助教授 (40144886)
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Keywords | 旋回流れ / 三次元流れ / 壁面噴流 / 速度分布 / 乱れのエネルギ / レイノルズ応力 / 熱線流速計 / 三次元計測 |
Research Abstract |
1.平成7年度に行った研究の実施内容 (1)壁面に沿う旋回流れをつくりだす装置と流速測定用トラバースの制作を行った. (2)単一傾斜熱線をプローブ軸まわりに回転させる流速の三次元測定法を確立することにより,壁面に沿う旋回噴流の時間平均速度,乱れのエネルギおよびレイノルズ応力の三次元測定を可能にした. (3)壁面に沿う旋回噴流および旋回の無い壁面噴流についての流速測定を(2)の方法により行った. (4)(3)の結果をもとに,流れ場の解析を行った. 2.平成7年度に得られた成果 (1)壁面沿う旋回噴流の広がりは,壁面に水平・垂直面内とも旋回の無い場合に比べて大きい.この傾向は水平面内の広がりにより顕著にあらわれる. (2)壁面に平行な水平面内の軸方向速度は,下流に進むにつれて旋回流れ特有の屈曲した分布から中央対称面付近に極大値を持つ自由噴流型の速度分布へと移行するが,その分布形は中央垂直面の両側で異なる. (3)乱れのエネルギkおよびレイノルズ応力は,ノズル出口付近では旋回のある場合の方が旋回の無い場合に比べて大きくなるが,下流ではその大きさが逆転し旋回のある場合の方が逆に小さくなる.このため,噴流の広がりへの乱流拡散の寄与は上流では旋回のある場合の方が,下流では旋回の無い場合の方が大きくなる.
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Research Products
(2 results)