1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06650303
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
金子 真 広島大学, 工学部, 教授 (70224607)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻 敏夫 広島大学, 工学部, 助教授 (90179995)
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Keywords | ロボット / 能動的センシング / 接触点センシング / 触覚センサ / 回転コンプライアンス |
Research Abstract |
センシング機構を持たない弾性棒を使って接触点位置をセンシングするためにどのようなセンサシステムを構築し,かつどのような能動動作を与える必要があるかという問題について考察した.この考察結果に基づいて,弾性棒,それを回転させるアクチュエータ,アクチュエータの回転角度を計るための角度センサ,および弾性棒に作用するトルクを計るためのトルクセンサの計4つの構成要素からなる1軸の人工能動触角をモデル化し,環境が硬くてかつ接触点近傍における対象物の曲率が大きい場合について,接触点距離と弾性棒を介してセンシングすることのできる系の回転コンプライアンスの関係について定式化を行った.また,接触点での摩擦が,接触点検出精度に及ぼす影響について理論的に考察するとともに,その妥当性をコンピュータシミュレーションによって検証した.次に,ピアノ線,DCサーボモータ,ポテンショメータ,簡易トルクセンサを使った実験装置を試作し,コンピュータからの指令信号によって安定したセンシング動作が実現できることを確認するとともに,直線のピアノ線に対して,接触点位置と弾性棒を介してセンシングすることのできる系の回転コンプライアンスとの関係を調べ,線形理論によって導出された式とほぼ同様な関係を確認することができた.さらに,ノイズの影響を受けやすいポテンショメータからノイズの影響を受けにくいエンコーダに交換することにより,検出精度3%を達成することに成功した.
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Research Products
(5 results)
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[Publications] Makoto Kaneko: "Active Antenna" Proc.of IEEE Int.Conf.on Robotics and Automation. 2665-2672 (1994)
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[Publications] M.kaneko,N.Ueno.T.Tsuji: "Active Antenna:Basic Consideration on the Working Principle" Proc.of IEEE Int.Conf.on Intelligent Robots and Systems. 1744-1750 (1994)
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[Publications] N.Ueno,M.Kaneko: "Dynamic Active Antenna" Proc.of Ieee Int.Conf.on Robotics and Automation. 1784-1790 (1994)
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[Publications] 上野直広,金子真: "動物能動触角(Dynamic Active Antenna)" 日本ロボット学会誌. 12. 136-143 (1994)
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[Publications] 上野直広,金子真: "能動触角(Active Antenna)に関する基礎的研究" 日本ロボット学会誌. 13. 149-156 (1995)