1995 Fiscal Year Annual Research Report
集合住宅の多様化に対応する内装構法のシステム化に関する研究
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06650689
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
深尾 精一 東京都立大学, 工学部, 教授 (90112482)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 誠 東京都立大学, 工学部, 助手 (10180035)
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Keywords | 集合住宅 / 内装構法 / 内部構成材 / 間仕切パネル / 間取り / 電気配線 / 寸法調整 / ジョイント |
Research Abstract |
平成6年度の研究を受けて、平成7年度には、多様な間取りを実現する集合住宅に求められる間仕切等の内装部材に要求される条件をとりまとめ、システム化を目指した構法のモデル設計のための間仕切パターンの抽出と条件設定を行った。また、標準的な集合住宅の内装に関する図面を収集し、間仕切の取合いパターンを分類整理し、要求される納まりの頻度を検討した。さらに、電気配線を主とする設備工事とのインターフェイスを内装間仕切のシステム化の際にどのように設定すべきかの検討を行い、いくつかの手法について具体的な構法の可能性を追及した。それらの結果と平成6年度の成果をもとに、間仕切システムの改良設計を行い、そのパネルシステムの実物大模型を作成した。このパネルシステムを用い、木材で製作した集合住宅の仮想躯体の中で施工実験を行い、躯体壁面との取合いなどを含むシステムの特徴を探り、問題点を探った。また、パネルの配列パターンを変化させることにより、想定した接合方法が適切に機能するかどうかの検討を行った。これらの実験により、基本的なパネルの構成方法と形態及び寸法の考え方の妥当性が明かとなったが、同時に、鉛直性のチェック方法などの問題点・今後の開発課題などが明かになった。以上の間仕切構法のシステム化に関する試作研究と合わせ、間仕切をパネル化した場合の電気配線工事との関連性について調査を行った。具体的には、住宅・都市整備公団の集合住宅に適用したパネル化構法について、木工事の施工性と電気配線工事の施工性との相互関係を詳細に調査し、様々な新しい知見を得た。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 深尾精一,王英健: "集合住宅における間仕切の建具枠部分の施工性に関する調査研究" 日本建築学会計画系論文集. 483. (1996)
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[Publications] 渡辺宏紀,深尾精一他: "集合住宅の内装工事における造作部分の施工性に関する調査研究" 日本建築学会大会学術講演梗概集E-1. 635-636 (1995)