1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06651072
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Research Institution | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY (A.I.T) |
Principal Investigator |
保原 充 愛知工業大学, 工学部・機械工学科, 教授 (50022992)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 充 愛知工業大学, 工学部・機械工学科, 講師 (40148234)
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Keywords | 高エンタルピ流 / プラズマ風洞 / 空力加熱 / アークヒ-タ |
Research Abstract |
平成七年度は新しく15kWアーク加熱装置を製作し,又流量計等を購入して,アルゴン及び窒素ガスのアーク放電加熱実験を系統的に進めた.即ち各種の一定放電電流値I毎にガス流量mを変化させ,電圧Vを測定する方法で行った. そのデータを処理するに際して,単位質量流量m当りの放電電力W_m(W_m=W/m=I^2R/m)がほぼ一定と仮定すると,I^2/mはR(≒V/I)に逆比例すると考えて,I^2/mと平均電気抵抗R(=電圧V/電流I)の関係を図にプロットすると各実験データが,R^<-1>から少しずれたほぼ一本の曲線に乗る事が判った.これはある種の相似法則性追求へのきっかけと考えられ,取りあえず項目11.の研究発表の講座論文に速報の意味で掲載させてもらい,現在更に追求中であるが,そのために更に大型の電源の必要性を強く感じている.この法則性が確立されると,小型パイロット風洞から超大型アーク風洞を設計する際の精密な指針が得られよう. 一方流量mを増大(高圧化)させた時のマッハ数4の風洞内に,基礎的な鈍頭円筒をさらした時,離脱衝撃波と先頭部での熱集中増加の模様が観測された.
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Research Products
(1 results)