• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1995 Fiscal Year Annual Research Report

高血圧・心不全時の末梢抵抗血管平滑筋の反応とカルシウム濃度の研究

Research Project

Project/Area Number 06670752
Research InstitutionHyogo College of Medicine

Principal Investigator

大柳 光正  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (90131573)

KeywordsIntracellular free calcium / resistance artery / myogenic response / angiotensine II
Research Abstract

心不全での末梢抵抗血管細動脈平滑筋細胞内Caイオン濃度の変化
対象:冠動脈結紮による心不全ラット(対象;sham operationしたrat)
方法:冠動脈を結紮し8週後に臨床的、また左室拡張終期圧の20mmHg以上の上昇とmaxdP/dTの低下により心不全と確認されたratのcremasterの内径約120、長さ700μmの細動脈を実体顕微鏡下にて単離し、pipetteを両端からcanulateしbath内に取付け、倒立顕微鏡からCCDカメラを経てテレビ・モニター上の細動脈径を測定。myogenic responseを検討後、Fura II/AMを添加し1時間後再度myogenic response反応させ、細動脈平滑筋細胞内Caイオン濃度を蛍光発生装置からの340-380nmにおけるFura IIの蛍光変化を細胞内Ca ion濃度画像解析システム-すなわちCCD cameraにて撮像しdigital image processor (Argus 50)にて可視化し、反応前後のCaイオン濃度を心不全ratと対照ratにて比較し、また細胞内Caに関係している筋小胞体(SR)の機能をangiotensine II(AGII)にて血管の反応性と細胞内Ca濃度の変化を心不全と対照群にて検討した。さらに細胞外のCa濃度を0にしてAGIIにてSRから細胞内へのCaの放出に両軍にて差があるのかを検討し、心不全での末梢血管の反応における細胞内のCaイオンの役割を解明することであった。結果。myogenic responseは心不全では低下傾向を認めた。またAGIIに対する収縮反応性も対照群に比べ低下しており、AGIIに対する細胞内Ca濃度の上昇も低下していた。ただしまだnが不足しているので実験を継続中である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi