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1994 Fiscal Year Annual Research Report

先天型筋緊張性ジストロフィー症の発症機構の解明と遺伝子治療の研究

Research Project

Project/Area Number 06670794
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

難波 栄二  鳥取大学, 医学部・附属病院, 講師 (40237631)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤星 進二郎  鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (90231810)
Keywords筋緊張性ジストロフィー症 / 遺伝子 / RT-PCR法
Research Abstract

本年度は筋緊張性ジストロフィー症におけるMyotonin/protein kinaseのmRNAレベルの解析とマウス及びヒトMyotonin/protein kinase遺伝子を作成した。
1)mRNAの解析:まずリンパ芽球を用いRNAを分離し、RT-PCR法によってMyotonin/protein kinase遺伝子発現量を測定する方法を検討した。リンパ芽球ではこの遺伝子の発現量は少なく、内部標準として用いたGAPDHとの比較が通常の方法では困難であった。そこで、定量化にすぐれる競合PCR法のシステムを作成し、定量化をおこなった。その結果、リンパ芽球のMyotonin/protein kinase遺伝子発現量はGAPDH遺伝子の1/100であり微量であることが判明した。患者と正常対照との比較では、この遺伝子発現量に明らかな差はなかった。現在筋肉のサンプルを用いて同様の方法でこの遺伝子発現量を検討している。
2)マウス及びヒトMyotonin/protein kinase遺伝子の作成
PCR法によりヒト遺伝子をまたcDNAライブラリーよりマウス遺伝子を単離した。これらの遺伝子はその長さよりほぼ全長のcDNAと判断した。現在その塩基配列を確認している。それと平行して、そのcDNAを大腸菌の発現ベクターに組み込み大量にそのその蛋白を作成する準備を整えている。今後この蛋白の性質を解析してゆく予定である。また、これらの遺伝子を細胞に導入して、細胞内シグナル伝達機構がこのように変化するかを確認する。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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