1994 Fiscal Year Annual Research Report
放射性キセノンガス(Xe-133)ボーラス吸入装置の開発と脳血流測定への応用
Project/Area Number |
06670901
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
駒谷 昭夫 山形大学, 医学部, 講師 (10107188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿久津 徹 山形大学, 医学部, 助手 (20159346)
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Keywords | regional cerebral blood flow / single photon emission CT / Xe-133 / bolus inhalation |
Research Abstract |
Xe-133ガスのボーラス吸入法は,従来のスパイロバッグに予めXe-133と空気の混合ガスを充填する方法に比べ,約2倍の吸入効率が得られるため,その分統計変動に起因するノイズが減少し,画質は大幅に改善された.本研究は,このボーラス吸入を半自動的に確実に行う装置の開発を目的とした.被験者の呼吸位相の吸気時に同期してXe-133ガスをマウスピースに注入しなければならない.呼吸位相検出のための呼吸流量計(熱流量計)の検出器を既存のXeガス吸入装置に装着した.その信号を処理して適切なタイミングと注入時間を算出すべくプログラムの開発に着手した.一方,その処理された信号により起動するXeガス注入器は,目下設計段階である.試行錯誤を繰り返しながらも完成をめざしている.
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Research Products
(1 results)