1995 Fiscal Year Annual Research Report
MR fluoroscopyの臨床応用に関する研究
Project/Area Number |
06670935
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
土屋 一洋 杏林大学, 医学部, 講師 (30143473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蜂屋 純一 杏林大学, 医学部, 教授 (80156348)
似島 俊明 杏林大学, 医学部, 助教授 (90228247)
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Keywords | 磁気共鳴イメージング / 磁気共鳴透視 / 脳機能イメージング |
Research Abstract |
MR fluoroscopyの臨床応用に関し、本年度は前年度の後半で着目した脳のfunctional imaging(機能イメージング)への応用を継続してボランティアを用いて施行した。この結果、手指の運動負荷時のMR fluoroscopyで、反対側の運動野付近の脳表静脈の信号の上昇が再現性よく認められた。これに関して、「日本磁気共鳴医学会雑誌」に論文を投稿中である。さらに他の種類の刺激(発語や視覚刺激など)でのこの方法の応用についても来年度検討を加える予定である。 またMR fluoroscopyの応用的撮像法である、half-Fourier法を用いた高速撮像法(fast advanced spin-echo法)を、脳表の描出(surface anatomy scanning)やMR脊髄造影(MR myelography)に応用し、既に多くの臨床例で施行して有用と考えられた。これらについては平成7年9月の日本磁気共鳴医学会大会、平成8年4月の日本医学放射線学会総会で、発表ないしその予定であり、それらの論文化も予定している。
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