1994 Fiscal Year Annual Research Report
大腿骨頭壊死症 早期MRI所見の基礎的臨床的研究 脂肪抑制画像法の応用
Project/Area Number |
06670938
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
煎本 正博 順天堂大学, 医学部, 講師 (50232632)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 信良 順天堂大学, 医学部, 助手 (50236428)
直居 豊 順天堂大学, 医学部, 講師 (30180227)
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Keywords | 大腿骨頭壊死症 / SLE / 動物 / MRI / 脂肪抑制 / Gd-DTPA |
Research Abstract |
1.動物への実験大腿骨頭壊死作成について。 2.の実験動物のMRI撮像法の実験を待って対象とする動物の種類をラットにするか、兎にするか決定しようとしたため、実験準備の着手が遅れた。また、兎実験大腿骨頭壊死の作成法にたいする基礎的疑問点が年度内に解決できなかったため、当年度には動物への大腿骨頭壊死作成実験が行えなかった。しかし現在この問題が解決したため、7年度にはendotoxinを用いたシュワルツマン反応法により実験を開始する予定である。 2.学外の動物実験MRIを用い兎でのGd-DTPA併用脂肪抑制MRIの撮像法の検討を行った。大腿骨頭用の検出コイルを作成した。数種類の体位と栽断面を検討した。コイルの方向は大腿骨外側面に接する方向とし、栽断面はコイルと平行な面が適当と考えられた。また、使用するパルスシーケンスはTR/TE:(300)/(24.5)の脂肪抑制のないものと、binominal pulseによる脂肪抑制とした。Gd-DTPAは0.1mmol/kgが適当と考えられた。以上より兎でのGd-DTPA併用脂肪抑制MRIの撮像が可能と結論し、本研究では日本家兎を用いることとした。 3.付属病院内でのSLE患者のMRIを用いた検査はひきつずき行われた。現在までの累計は21症例である。なお本研究に派生してGd-DTPA併用脂肪抑制画像を関節リウマチの診断に応用した。その結果、リウマチによる滑膜の炎症やパンヌス形成の早期変化をとらえることができたので、報告した。
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