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1995 Fiscal Year Annual Research Report

微小透析法を用いた神経内分泌反応に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06671238
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

標葉 隆三郎  東北大学, 医学部, 講師 (20192106)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大河内 信弘  東北大学, 医学部, 講師 (40213673)
黒川 良望  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (80215087)
赤石 隆  東北大学, 医学部・附属病院, 講師 (60191847)
西平 哲郎  東北大学, 医学部, 助教授 (50101142)
Keywords微小透析法 / Glycerol代謝 / Na^+-K^+ flux
Research Abstract

微小透析法を用いて、中枢神経、末梢組織におけるカテコールアミン分泌動態と分離赤血球を用いたNa^+-K^+ fluxの測定に加えて、ホルモン依存性リポ蛋白リパーゼ活性の指標としての脂肪組織中のGlycerol代謝を検討した。
中枢神経と末梢神経系のカテコールアミン分泌反応には違いがあり、末梢では侵襲によって上昇するのに対し、中枢では一過性の上昇につづいて分泌が減少した中枢神経にカテコールアミンを投与しても、末梢の赤血球のNa^+-K_+ fluxは変化しなかったが、熱傷モデルにおいてその面積の拡大とともにNa^+-K^+ fluxの上昇がみられ、臨床的な細胞外液中のNa低下の原因と考えられた。
また、Glycerol代謝は、β-Stimulantの投与によって、末梢脂肪組織、腹腔脂肪組織とともに亢進した。さらに大量のGlucoseやLPSの投与によってもGlycerol代謝は亢進したが、末梢と腹腔の差はなかった。
一方、腹腔中においた微小透析法プローベによって、腹腔内に分泌されるサイトカインを回収することができて、侵襲後30分-1時間たって、腹腔内にTNFが分泌されることが明らかとなった。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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