1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06671493
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
吉澤 英造 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (60084555)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 茂 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (80234821)
中井 定明 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (10247645)
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Keywords | 脊髄 / 脊髄空洞症 / くも膜炎 / 血液・脊髄関門 |
Research Abstract |
平成7年度は、ウサギを使用しカオリンをクモ膜下腔内に注入することで癒着性脊髄くも膜炎を生じせしめ、その後脊髄空洞症が発症するモデルを作成した。そして、トレーサーとしてエバンスブルーアルブミンを静注することで髄内の血管透過性の変化を、そして走査型電子顕微鏡下に空洞壁を観察した。その結果、hydromyellaは髄液流の変化が、そしてsyringomyellaでは脊髄内の血液障害によって空洞が発症することを証明した。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 加藤 桂: "脊髄全周性くも膜下腔閉塞が脊髄に及ぼす影響" 厚生省特定疾患 脊桂靱帯骨化症調査研究班、平成6年度研究報告書. 133-137 (1995)
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[Publications] 吉沢英造: "脊髄血流と髄液流" 日独医報. 40. 84-95 (1995)
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[Publications] 加藤 桂: "脊髄癒着性くも膜炎モデルにおける実験的研究-血管透過性及び組織学的変化-" 中部整災誌. 38. 1533-1534 (1995)