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1994 Fiscal Year Annual Research Report

酸素ストレスに対する防御生体応答としての遺伝子発現の解析と薬物効果の検討

Research Project

Project/Area Number 06671517
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

谷口 良久  京都大学, 医学部, 助手 (20243016)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森 健次郎  京都大学, 医学部, 教授 (20025620)
荒井 俊之  京都大学, 医学部, 助教授 (80175950)
Keywords酸素ストレス / 遺伝子発現
Research Abstract

正常ヒトリンパ球を採取し、細胞よりメッセンジャーRNAを抽出し、スーパーオキシドジスムターゼ、グルタチオン還元酵素、カタラーゼ、チオレドキシンの活性酸素消去系蛋白の遺伝子発現を解析するためのプローブを逆転写酵素遺伝子増幅法にて作製した。これをを用いてノーザンブロッティング法にて解析するシステムを確立した。リンパ球より抽出したメッセンジャーRNAにおいて、ノーザンブロッティング法にてチオレドキシンの発現は確認できたが、スーパーオキシドジスムターゼ、グルタチオン還元酵素、カタラーゼの活性酸素消去系蛋白の遺伝子発現を確認できなかった。これはアッセイ方法の感度の問題であると考えられるので、その他の活性酸素消去系蛋白の遺伝子発現を解析するため、より感度が優れているRNAプロテクション法、遺伝子増幅法を用いるメッセンジャーRNAの発現解析方法の確立を目指している。このため手術侵襲がこれらの遺伝子発現に及ぼす影響は確認されていない。また正常ヒト好中球ならびに手術侵襲下ヒト好中球を採取し、活性酸素産生刺激薬(PMA等)を投与した時の、活性酸素の発生量をフォトカウンターにて測定し、活性酸素の発生を定量化を目指している。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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