1995 Fiscal Year Annual Research Report
羊膜細胞におけるプロラクチンのアラキドン酸代謝におよぼす影響
Project/Area Number |
06671667
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Research Institution | Department of Obstetrics and Gynecology, Oita Medical University |
Principal Investigator |
宮川 勇生 大分医科大学, 医学部, 教授 (70040607)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松井 尚彦 大分医科大学, 医学部, 助手 (00264341)
楢原 久司 大分医科大学, 医学部, 講師 (60211447)
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Keywords | 羊膜 / プロラクチン / プロスタグランジン |
Research Abstract |
平成7年度までの研究経過 プロスタグランジンの合成については、2種類のシクロオキシゲナーゼ(COX-1,COX-2)の存在が報告されており、COX-2はサイトカイン刺激等により誘導されることが知られている。 今回の研究では、羊膜細胞においてサイトカイン[Interleukin-1β(IL-1β),Interleukin-8(IL-8)]刺激により、2時間後からCOX-2 mRNAが発現したが、コントロールでは発現は認められなかった。さらにプロスタグランジンE_2もサイトカイン刺激によるCOX-2の誘導により、4時間後に、コントロールと比較して約250%の増加がみられた。 しかし、羊膜細胞でのCOXのmRNAの発現にいたるまでの細胞内情報伝達系(特にプロテインキナーゼC)について検討したが明らかな結論は得られていない。 平成7年度の研究の評価 羊膜細胞培養上清中のプロスタグランジンE_2の定量、シクロオキシゲナーゼmRNAの発現の解析は順調に施行できた。
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