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1994 Fiscal Year Annual Research Report

抜歯即時インプラントに関する実験的研究-BMPを併用したGTR法の即時インプラントへの応用について-

Research Project

Project/Area Number 06671937
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

横山 敦郎  北海道大学, 歯学部, 助手 (20210627)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 武石 篤典  北海道大学, 歯学部・付属病院, 助手 (30216840)
小松原 浩実  北海道大学, 歯学部, 助手 (50221247)
Keywords即時インプラント / 骨形成タンパク質(BMP) / GTR法 / 組織計量
Research Abstract

イヌ長管骨、ウシ長管骨より、洗浄、脱灰、グアニジン抽出、ゲルろ過、アフィニティクロマトグラフィーにてBMPの部分精製を行い、ラットを用いて骨誘導活性を検定した。その結果、ウシ長管骨から抽出したBMPのほうが、強い骨誘導能を示し、再現性も高かった。以上の結果および大量の部分精製が可能であることから、ウシ長管骨からのBMPを併用したGTR法を抜歯即時インプラントに応用した。実験動物として、ビ-グル犬を用い、全身麻酔下で下顎両側小臼歯を抜歯した。抜歯後即時にアパタイトインプラントを埋入した群(コントロール群)、アパタイトインプラント埋入後PTFE膜で被覆した群(GTR群)、アパタイトインプラントと骨との間隙にBMPコラーゲン複合体を添加しその周囲をPTFE膜で被覆した群(BMP-GTR群)の3群について埋入後4週で屠殺し、通法に従い樹脂包埋を行い、非脱灰研磨標本を作成し組織学的に検索を行った。その結果、インプラント周囲に形成された新生骨量は、BMP-GTR群において最も多く以下GTR群、コントロール群の順であった。また、BMP-GTR群、GTR群においては、コントロール群に比較し、インプラント上部において、より多くの新生骨の形成が認められた。来年度においては、BMPとコラーゲンの複合方法および複合比、PTFE膜の固定方法についてさらに改良を加えるとともに、インプラント周囲の新生骨量およびインプラント-骨接触率について組織計量学的検索を行い、本方法の有用性を明らかにする予定である。

URL: 

Published: 1996-04-07   Modified: 2016-04-21  

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