1994 Fiscal Year Annual Research Report
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06671946
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| Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
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Principal Investigator |
中村 和夫 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (90172395)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 紘 東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (00014324)
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| Keywords | 磁性アタッチメント / MRI / ア-ティファクト / 可撤式キ-パ- |
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| Research Abstract |
1.キ-パ-の側面削除あるいは直径の減少が磁性アタッチメントの吸引力に及ぼす影響を検討し吸引力に影響を与えない試作キ-パ-の最大径は磁石構造体の外径の90%であり、さらにキ-パ-厚さについては0.8mmまで薄くできることが判明した。
2.この結果を元に機械的保持機構としてキ-パ-の側面にねじを設けた設計(A案)と、キ-パ-底部にねじ部分を設けた設計(B案)の2案を試作した。
3.上記の試作キ-パ-について技工操作、適用条件を検討した結果、A案は全体の厚さがキ-パ-と同一で薄くできるが外径が大きくなりB案は外径が小さくできる代りに高さが2mm必要であることが明らかになった。また、技工操作はB案の方が容易であった。また、臨床応用を試み比較検討した結果、上記のA案では、磁石構造体の外径の小型化により、B案では下部のねじの精密加工によるピッチ数の増加により薄く脱落しにくい維持部を製作することによって応用範囲を広げることができると考えられた。
4.以上の結果から、A案に対しては、吸引力を現行のものと同等に保ちながら外径がより小型化できるよう磁性材料を含め、磁石構造体の設計についても再検討する必要があると考えられ、試作を試みている。また、B案について加工方法の再検討を行い、ねじピッチ数の増加による脱落防止効果の向上ならびに可撤機構全体の高さの減少を目指している。
5.これら試作キ-パ-を用いて臨床応用を試み、口腔内での操作性、着脱の容易さ、保持の確実性、口腔内での長期安定性について評価を行い、第4回日本磁気歯科学会学術大会において発表した。
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