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1994 Fiscal Year Annual Research Report

骨形成タンパクによる骨形成のサイトカインによる促進および制御法の検討

Research Project

Project/Area Number 06671989
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

森 士朗  東北大学, 歯学部・附属病院, 助手 (80230069)

Keywords骨形成タンパク / サイトカイン / 骨形成 / C.B-17 / scidマウス / 異種骨移植 / 組織適合抗原 / 免疫組織化学 / ヒト骨組織
Research Abstract

当初の計画では、C.B-17/scidマウスに骨形成タンパク(BMP)を注射し、BMPに誘導された骨形成に及ぼすサイトカインの影響を検討する方針であった。しかし、最近ヒトにリコンビナンBMPを注射し、その骨形成能を検討する試みがなされているが、ヒトにおけるBMP活性はマウス等とは異なることが明らかとなりつつある。そこで現在我々は、C.B-17/scidマウスにヒト骨組織を移植し、さらにBMPを投与し、形成されたヒト骨を対象に検討する方針で研究を進めている。
平成6年度においては、新鮮ウシ骨を用いてC.B-17/scidマウスに異種骨が生着するかどうかを検討したところ、11週を経た時期においてもウシ由来の新生骨が形成されていることが、ウシ組織適合抗原に対する抗体を用いた免疫組織化学的検討により明らかとなった。そこで、ヒト新生骨についても検討し、移植後少なくとも4週まではC.B-17/scidマウスにヒト由来の骨が成着し、新生骨を形成することが、ヒト組織適合抗原に対する抗体を用いた免疫組織化学的検討により明かとなった。今後は、このヒト骨を対象にした実験系を用いて、BMPによる骨形成のサイトカインによる促進および制御法を検討していく予定である。

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Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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