1995 Fiscal Year Annual Research Report
口腔癌術後患者のコミュニケーション能力の客観的評価方法に関する研究
Project/Area Number |
06672023
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
今井 智子 昭和大学, 歯学部, 講師 (60260907)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 千春 昭和大学, 歯学部, 助手 (90229485)
鈴木 規子 昭和大学, 歯学部, 助教授 (10112731)
山下 夕香里 昭和大学, 歯学部, 講師 (50260906)
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Keywords | 口腔癌 / 術後機能 / QOL / コミュニケーション能力 / 文章了解度 |
Research Abstract |
口腔癌術後患者のコミュニケーション能力の客観的評価方法の開発に関して、以下の項目を行った。 1.データの追加採取 平成6年度に作成した文章了解度検査リストを用いて、種々の切除範囲および切除部位の症例からデータの追加採取を行った。 2.一般成人(歯学部学生)による聴取実験 得られたサンプルについて、口腔癌術後患者に接する機会の少ない一般成人5名による聴取実験を行った。口腔癌術後患者のスピーチに対する慣れを防ぐために、1聴取者は1患者のみを聴取することとした。聴取順序による影響を考慮し、検査リストはランダムに提示した。 3.データの解析 19症例から得られたデータについて、リスト別および聴取順序別了解度の解析を行った。また、文章了解度と従来から行われている他の評価方法、すなわち単音節発語明瞭度および会話明瞭度との比較検討を行った。 その結果、今回作成した文章了解度検査は口腔癌術後患者のスピーチが文章レベルで了解される程度について、客観的かつ定量的に評価できる可能性が示唆された。
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Research Products
(1 results)