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1995 Fiscal Year Annual Research Report

地域住民からみた歯科医師の医の倫理観と生命倫理に関する意識調査研究

Research Project

Project/Area Number 06672073
Research InstitutionTsurumi University School of Dental Medicine

Principal Investigator

佐野 祥平  鶴見大学, 歯学部, 助手 (80162519)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 関根 透  鶴見大学, 歯学部, 教授 (40097316)
山田 秀則  鶴見大学, 歯学部, 助手 (60240032)
松平 文朗  鶴見大学, 歯学部, 助教授 (10014135)
北村 中也  鶴見大学, 歯学部, 教授 (60064341)
Keywords医の倫理観 / 歯科医療 / 歯科医師 / 歯科学生 / 調査票
Research Abstract

研究経過
1.研究計画に基ずき昨年度「平成5年版全国市町村便覧」から無作為に市町村を抽出し、調査協力を依頼し、協力の得られた市町村で調査を行ったが、今年度も引き続き協力を得られた市町村のうち、4市、3町、1村において2628名を対象とし、集団面接法による意識調査を実施し、資料の収集を行った。また回収した資料の整理を行った結果有効となり得る調査対象者は92.1%にあたる2421名であった。
2.回収した資料を各市町村別に集計した結果、各質問の解答状況からおおむね以下の事項について明らかにされた。
1)市部と郡部にわけてその解答を比較すると、歯科医療に対して不満に関する質問項目では、市部で多くの者が不満を訴えていた。これに対し郡部では比較的不満を訴えた者の割合は少なく、歯科医療に対する満足感はおおむね郡部の方が良好と推察した。
2)歯科医療に対する要望では、若い年齢層で要望が多く高齢者では比較的少ない事から、高齢者の方が現状の歯科医療に対する満足度は高い傾向にあることが示された。
3)全体的な傾向として、歯科医療に対する不満の主な原因として、「診療時間が合わない」、「予約制」など診療の受けにくさ等をあげた者が多くみられた。また診療内容に関する不満を有する者では診療時の説明の不足を訴える者が多く、このことから診療時の説明の不足と歯科医療に対する不満とが大いに関連しているのではないか推察した。
3.地域住民が抱く歯科医療に関する意識について、今回得た多くの因子の分析は検討中である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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