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1994 Fiscal Year Annual Research Report

動物細胞メッセンジャーRNAの分解機構に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06672167
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

廣瀬 聖雄  千葉大学, 薬学部, 教授 (40009163)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 懸川 友人  千葉大学, 薬学部, 講師 (80169391)
熊谷 宏  千葉大学, 総合アイソトープセンター, 助教授 (40092051)
Keywordsラット肝臓 / リボヌクレアーゼ / 核酸結合タンパク質 / mRNA分解 / 分子生物学
Research Abstract

廣瀬聖雄:RNAと結合するタンパク質の検出法である、ノースウエスタンブロットの改法によるR Nase活性測定の条件を検討した。基質として用いた^<32>P-標識RNAのブロッティングにはキャピラリー法が、酵素タンパク質のブロッティングには電気泳動法がそれぞれ適していることが明らかとなった。また、ブロッティングに用いる膜は、PVDF膜が適していることが明らかとなった。
熊谷宏:ラット肝臓のミクロソーム画分からアデニン及びシチジンに特異的なendo-R Naseを、可溶性分画から、R Naseインヒビターに結合した形で存在するendo-R Naseを、さらに粗R Nase画分を調製した。
懸川友人:血小板由来成長因子のcDNAを、T3およびT7RNAポリメラーゼのプロモタ-の下流に挿入し、基質として用いる^<32>P-標識RNAを得るためのプラスミドを調製した。予備的実験として、^<32>P-標識RNAと試料R Naseをノースウエスタンブロットに用いて活性をオートラジオグラムにて検出した。精製したR Naseの活性が白く抜けたバンドとして検出されたが、粗R Nase画分では、R Nase活性の白く抜けたバンドおよび基質と結合した活性を示すより強い放射活性の黒いバンドが検出された。今後は、R Nase活性の検出時における結合活性を減ずる条件を検討する予定である。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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