1994 Fiscal Year Annual Research Report
大都市および周辺地域における土地利用構造の変容とデータベース化
Project/Area Number |
06680153
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Research Institution | RISSHO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
内山 幸久 立正大学, 文学部, 教授 (30036066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 厚志 立正大学, 文学部, 専任講師 (60187705)
正井 泰夫 立正大学, 文学部, 教授 (10017113)
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Keywords | 土地利用図 / 農業生産性 / 都市的土地利用 / 農村的土地利用 / 観光産業 / 果樹生産地域 / 高冷地農業 / 東京 |
Research Abstract |
本研究の研究期間は平成6年度の1年間である。本研究における課題を達成するために,以下の現地調査・研究を行ない,まとめを行なっており,一部の研究成果は学会誌に発表されている。 まず、研究代表者の内山は,大都市周辺地域の土地利用構造として、関東地方の農業的土地利用と農業生産に基づく地域的特徴を,統計資料を用いて、パーソナルコンピュータを使用して,Weaver法を用いた手法でまとめをしている。また内山は,都市周辺地域の土地利用として、長野県小布施町において現地調査を行なっている。すなわち大縮尺の土地利用図を作成し,果樹生産地域の変遷についてまとめ、学会誌に発表している。 研究分担者の一人の正井は,大都市地域の土地利用構造としての東京の都市発達過程について、封建時代から明治時代を経て,現在に至るまでを,時代的に区分をして,それぞれの特徴をまとめている。 さらに研究分担者の一人の鈴木は,観光地化が近年に著るしい高冷地農山村地域の土地利用構造として、長野県軽井沢町塩沢地区において現地調査を行ない,大縮尺の地図を用いて土地利用図を作成し,さらにパーソナルコンピュータを用いて図化をしており,土地利用からみた観光と農業の共存関係の特徴をまとめている。 なお研究成果の一部はすでに発表済であるが、他の成果も今後発表の予定である。
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