• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1994 Fiscal Year Annual Research Report

新しい学力の測定・評価を目的としたマルチメディア出題・回答テストシステム

Research Project

Project/Area Number 06680209
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

永岡 慶三  放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 蛯名 邦禎  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (50151999)
Keywordsマルチメディア / 新学力観 / テスト項目 / マルチメディアテスト / コンピュータテスト
Research Abstract

本研究の目的は,新しい学力の測定・評価を目的としたマルチメディア出題・回答テストシステムの開発である.それは,次のような機能を有する.1)従前の教育目標を,ペーパーテストによるよりも,正確に測定・評価できること.2)従前の教育目標の中で,測定・評価が難しいとされていた教育目標について測定・評価できること.3)出題・回答に用いるメディアが、紙と鉛筆からマルチメディアに変化することにより,はじめて測定・評価が可能な新しい教育目標を創出できること,である.
まず,マルチメディアテストの出題・回答で用いる情報形態およびマルチメディアテスト項目の分類を行った.出題の情報形態としては,用いる出力装置[ディスプレイ,スピーカ,ディスプレイ+スピーカ]に対応して[文字,図・静止画像,音声,動画像],また回答の情報形態としては[キーボード,マウス等ポインティングデバイス,タブレット,マイク,ビデオカメラ]に対応して[文字,選択肢の選択,図形,音声,行動]に分類される.この各々に対し各種のマルチメディアテスト項目が対応する.具体的な項目事例の開発では,小学校生活科を題材とした.上記1)に対応するテスト項目として,映像出題により季節を問うもの,2)に対応するテスト項目として,植物の成長の動画像に対し一時点かつ画像上の一点をポイントするもの,3)に対応するテスト項目として,学校内の日常場面での動画像に対し適正な音声で回答するものを,それぞれ開発し実際の教科における項目を開発し,テスト実施環境の条件および特徴を確認した.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 藤原康宏,永岡慶三: "テストへのマルチメディアの利用 -新学力測定のための教育評価手法の開発-" 教育工学関連学協会連合第4回全国大会講演論文集. 第1分冊H33-6. 399-402 (1994)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi