1995 Fiscal Year Annual Research Report
並列協調処理システム記述用言語処理系のワークステーション連結型並列計算機での実現
Project/Area Number |
06680358
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
金田 悠紀夫 神戸大学, 工学部, 教授 (80107979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荻原 剛志 神戸大学, 工学部, 助教授 (90231224)
田村 直之 神戸大学, 自然科学研究科, 助教授 (60207248)
瀧 和男 神戸大学, 工学部, 教授 (20243321)
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Keywords | 分散協調処理 / マルチエージェント / エージェント / 場 / ワークステーションネットワーク |
Research Abstract |
コンピューターネットワークが発達し,その上で稼動するソフトウェアシステムが複雑化し,高度化してきている現在,複数の自主性を持ったソフトウェア・エージェントが協調作業を行うことにより処理を進めるというマルチエージェント・システムに大きな期待が集まっている。 本研究はマルチエージェント・システムに内包される論理性と並列性に着目し,論理型プログラミング言語を拡張した新言語を提案し,マルチエージェントシステムの記述を容易にするとともに,並列化を実現している。ワークステーション群を高速結合ユニットで結合した並列計算機システムを構成し,分散共有メモリシステムを実現するとともに,並列化ソフトウェアパッケージPVM (Parallel Virtual Machine)を実現した。 上記並列コンピュータシステム上に,並列化論理型プログラミング言語(Prologの並列化+場の観念+エージェント機能)を実装し, 1.エージェント概念の有効性の検証 2.場の概念の導入による機能拡張の有効性確認 3.遺伝子情報処理への応用(分子系統樹の推定) を行い有効性を確認し,成果をまとめて論文として発表した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 中條拓伯、金田悠紀夫: "ソフトウェアDSMにおけるコヒーレント・キャシュシステムの実装と評価" 情報処理学会論文誌. 36. 1719-1728 (1995)
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[Publications] Yukio Kaneda, Naoyuki Tamura: "Multi-agent Programming System on a Workstation Network" Proc. IEEE Pacific Rim Conf. Commun., Computers and Signal Proc.315-318 (1995)
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[Publications] Hideo Matsuda, Yukio Kaneda: "An Application of an OR-Parallel Prolog System to Phylogenetic Analysis" LISP and SYMBOLIC COMPUTATION. 7. 211-229 (1994)
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[Publications] Takao Kawamura, Yukio Kaneda: "Multi-agent Programming Language based on Distributed Multi-workstation Systems" IEEE TENCON'94. 61-66 (1994)
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[Publications] Hideo Matsuda, Yukio Kaneda: "Fast Phylogenetic Analysis on a Massively Parallel Machine" ICS'94. 297-302 (1994)
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[Publications] 松田秀雄、金田悠紀夫: "プライオリティ制御機構を有するOR並列Prologの分子系統樹作成への応用" 情報処理学会論文誌. 35. 658-665 (1994)