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1994 Fiscal Year Annual Research Report

オブジェクト指向技法を適用した文書データベースの構築と効率的な索引機能の研究

Research Project

Project/Area Number 06680386
Research InstitutionOsaka International University for Woman

Principal Investigator

桶谷 猪久夫  大阪国際女子大学, 人間科学部, 教授 (90169269)

Keywords文書データベース / オブジェクト指向 / 文書構造 / 法律情報
Research Abstract

本研究では、開発の基盤としてワークステーションを使用し、ネットワーク環境の下でオブジェクト指向データベース管理システムを文書データのファイル格納構造として利用する。文書データベースはこの格納構造の上に仮想構造としてオブジェクト指向プログラミング言語C++を使用し実現され、機能的に操作される。
1.文書データの情報構造と牽引機能に着目し、それを解析し文書データベースの枠組みを決定した。つまり、書籍などの文書構造の、部、章、節、項などの論理的単位を構成要素とする論理構造とページ、カラム、ブロック、フレームを構成要素として、物理的に制約される割付け構造を操作対象とするように設計した。
2.文書データベースの実現・文書データの階層構造に合わせた最長6桁のコードを割り振り、これらをクラスとして定義しデータ間に関連を持たせる。操作対象最小オブジェクトは文であり、各クラスはお互いに双方向にオブジェクト間の関連を持たせるアソシェーションが定義され、検索・参照機能が実現可能である。
3.アプリケーションの開発:オブジェクトのクラス構造は、スキーマにデータ定義言語で定義され、オブジェクトはアソシェーションで双方向に1対多に関係付けされ、応用プログラムで動的に処理・操作される。
4.検索機能:データベースのオブジェクトを検索するため、何らかの関係を持つ(特徴を共有する)オブジェクト、つまり関連するクラス間、アソシェーションで結ばれているオブジェクト、特定の論理選択条件を満たしているオブジェクトに対し、順次検索を応用プログラムで実現した。
5.検索機能と通覧機能を実現するため、牽引語は不要語除去方式によるキーワード自動抽出と、抽出キーワードの出現頻度の統計分析を行い決定した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 桶谷猪久夫: "オブジェクト指向技法を適用した文書データベースの構築に関する考察" 京都大学大型計算機センター第47回研究セミナー報告集. 17-29 (1995)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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