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1996 Fiscal Year Annual Research Report

航空機リモートセンシングによる湖沼環境モニタリングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 06680497
Research InstitutionNihon University Junior College

Principal Investigator

井上 文雄  日本大学短期大学部, 教授 (60147684)

Keywords湖沼環境モニタリング / 水色リモートセンシング / 航空機リモートセンシング / 植生指標 / クロロフィル濃度
Research Abstract

あおこ・赤潮の原因となる植生プランクトンのリモートセンシングには、植生プランクトンに含まれる植物色素クロロフィルaに特有な反射スペクトルの波長域が用いられ、異なる波長間の反射率の比からクロロフィルの濃度が推定される。環境の変化は短期間の変動とともに、長期にわたる悪化が問題となる。そこで、継続的な観測が必要であるのはもちろん、過去のデータの利用が環境の長期変化を評価する上で必要不可欠である。
衛生データとして、ランドサットは約20年間のデータが蓄積されているが、ランドサットは、クロロフィルの観測に分光特性を有しない。しかし、汚濁や水色を反映した可視像は得られている。航空機(ヘリコプター)による観測は大気の影響が衛星に比べ無視できることから、衛星データの大気効果補正の基礎データとして用いることができる。
ランドサットの可視データを水色観測に定量的に利用することで、過去約20年間の環境変化を把握できる。
本年度は、主にランドサットデータの解析を中心に行った。また、航空機観測データの幾何補正の自動化のための前処理として、地上基準点とのマッチングを容易にするためのフィルター、画像の張り合わせ方法について検討した。
観測結果の校正に必要となる地上観測値として環境庁発行の「公共用水域水質データ」の利用を予定したが、航空機観測を主に行った平成7年度版のデータの発行が本年度内に間に合わず平成9年度となることから、この発行を待って成果報告に反映させる予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] F.Inoue,T.Noguchi: "Remote Sensing used by Helicopter" Proc.Global Environment and Human Living. 133-144 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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